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会計士の2次試験
会計士の2次試験は、単答式と論述式の2つの試験で行われます。単答式を受けて合格しないと論述式が受けれないシステムになってます。
ちなみに、1次試験は2次試験を受ける資格がない人のための試験です。2次試験の受験資格は、短大卒か4年制の一般教養まで(2年まで)を終えていればO.K.です。
あっ、2次通っても、会計士補で、会計士になるには3次を合格することが必要です。でも、難関は2次なんですよねー。
下駄
日本古来よりよく使われている履物。
のことが言いたいのではなく、試験の合格率が悪すぎるため一律(でないときもあるが)に点数を加算して合格率を調整すること。
以前(去年まで)は、1級は年平均10%を維持するためにいろいろやってくれましたし、1.9%の合格率の84回もやってましたが、焼け石に水でした。私の学生でできなかった奴のほとんどが、工簿・原計が5点・5点になっているのが、なにをかいわんやです。ちなみに、日商から直接聞いたわけでなく、状況証拠だけなので問い合わせたりしないでね。
試験委員
日商簿記の試験を作っている先生。会計士や税理士の試験委員の経験者が多い。
前記の試験は、任期制なんだけど、日商は多分それがなくやめたいときまでできるらしい。それで、家建てた先生もいるとか(だって、書籍馬鹿売れになるから)。
どうでもいいけど、たかが民間の試験で試験委員対策までさせる状態が普通だってとこが気に入らない。まぁ、そうだから私らの飯が食えるという話もある。
私が知っているだけの試験委員は以下の御先生方(敬称は省略)。
受験業者
いわゆるダブルスクール関係だけでなく、経理系の専門学校も含む。半年ぐらいの短期間で1級取らせましょうスクール。期間の短さと難易度の高さで授業料の高さが決まると同時に、ギャンプル度も決まる。
正直言って、大学受験に失敗した(いけなかったのではない、受けて落ちた場合だ)ような、ちょっと勉強の仕方に不能率がある人には、高度な級は大変です。
連結
つぶれちゃったけど、これがきちんと整備されてなかったので、でたらめこいたミシン会社があった。
なんてのは、監査論でも学んでないと聞いたことがないでしょうから、説明します。

簡単に言っちゃうと、A会社がB社の株式を100%保有すると(51%だとかでもいいだろ、という人はここはもう見ないで、苦笑)A社を親会社、B社を子会社というような状況になります。この場合、親は子に対して経営に口出し(というか支配)できるので、B社相手に物を無理矢理売って、A社の売上を多く見せるなんてことができるわけ。当然、B社は経営が悪くなるけどA社だけの財務諸表だけ見てたらそんなこと分かんない、トいうところがみそなわけ。
でも、そんなことばっかりやってたら株主・債権者に不利益がでるので、そういう支配下にある会社を全部ひっくるめた財務諸表をつくりましょ、というのが連結というわけです。この手続きが、本支店と合併を合わせてひっくり返したようなやり方なので受験者はたまらんわけでしして。


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